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交通事故被害で同乗者が死傷・・・損害賠償を請求できる?

高田弁護士

「交通事故被害で同乗者が死傷したら、損害賠償請求はどうなるの?」

家族や友人が運転する車に同乗していたら、交通事故に遭ってしまった、という場合に、同乗者は、慰謝料を含む損害賠償を誰に請求すればよいのでしょうか?

今回は、交通事故被害で同乗者が死傷した場合の、損害賠償請求について詳しく解説いたします。

同乗者の交通事故による損害賠償とは?

家族や友人が運転していた車に同乗者していたら、交通事故に遭ってしまった場合、もし同乗者が死傷したら、同乗者の損害賠償はどうなるのでしょうか?

同乗者の損害賠償の考え方

交通事故に遭遇する時、運転者はとっさに身構えるなどの、受身の対応ができるかもしれませんが、助手席や後部座席の同乗者は、対応が遅れたり無防備な状態になることが少なくない為に、運転者よりも重度の怪我を負うことがよくあります。

もし、同乗者が重度の怪我を負った場合や、あるいは死亡した場合でも、当然運転者と同様に、損害賠償を請求する権利を有します。

もし同乗者が死傷した場合はどうなるのでしょうか?以下で、詳しく解説してまいります。

死傷した同乗者が損害賠償請求できる相手

もし、親族や友人が運転していた車で交通事故被害に遭ってしまい、同乗者が死傷した場合、同乗者は誰に対して損害賠償請求ができるのでしょうか?整理すると、

①交通事故の加害者

②同乗者が乗っていた車の運転者

...となります。

①の加害者はともかく、②の同乗者が乗っていた車の運転者に対しても、損害賠償が請求できるのは意外ですよね。

加害者と被害者側の運転者の、両者により引き起こされた交通事故により、同乗者は死傷した、と考えられるためです。

この、交通事故の損害賠償義務が発生するプロセスについては、下記にて、もう少し詳しく解説いたします。

▲損害賠償義務が発生するプロセス

交通事故により損害賠償義務が発生するプロセスについて、詳しく解説いたします。

交通事故により、運転者に不法行為責任が成立すると、損害賠償義務が発生します。

不法行為とは、故意、過失により違法行為により、被害者に損害を与えることです。交通事故も不正行為として扱われるので、事故を起こした当事者は、相手に対して損害賠償義務を負います。

そして、交通事故は自動車を運転している双方により、引き起こされているものなので、運転者両名に不法行為が成立することになります。

したがって同乗者を乗せていた運転者と、相手側の運転者に対して、損害賠償請求をすることが可能となる訳です。

相手側にしか損害賠償を請求できないケース

同乗者が乗っていた車の過失割合がゼロだった場合は、交通事故の相手側にして損害賠償請求することができません。過失がないということは、同乗者が乗っていた車の運転者に不法行為はなかったとされるためです。

たとえば相手側が信号無視をしていたり、一方的に追突してきたりして、事故被害に遭った時に、過失ゼロとなる可能性があります。

ただし、補足として、もし死傷者が乗っていた車の運転者の保険に「搭乗者傷害保険」があった場合は、保険金の支払いを受けられる可能性があります。

相手側からは損害賠償を請求できないケース

逆に、交通事故の相手側からは損害賠償を請求できない、言い換えれば、同乗者を乗せていた車の運転者にしか損害賠償請求ができないというケースもありえます。

これは、事故の相手が過失ゼロだった場合です。同乗者が乗っていた車の方が、信号無視をしたり、一方的に追突した場合の事故では、相手の過失が認められない可能性があります。相手に不法行為が成立しない為、損害賠償請求をすることができないのです。

また、同乗者を乗せていた車が単独で事故を起こした場合では、当然相手など存在しないので、同乗者を乗せていた車の運転者にしか損害賠償は請求できません。

運転者が家族だったケース

もし、同乗者が乗っている車の運転者が父母、子供などの家族だった場合はどうでしょうか?

この場合、自動車保険の対人賠償責任保険では、被害者が契約者の家族(配偶者、父母、子供)である場合には、免責されることになります。

要するに死傷した同乗者は、運転者(家族、今回の場合は遺族に該当する)の任意保険から保険金を受け取ることができない、ということになります。

つまり、死傷者が乗っていた車の運転者が家族のケースでは、事故の相手側に損害賠償請求するしかありません。

同乗者の損害賠償請求の相手について

死傷者が乗っていた車の運転者と、事故の相手側の双方に損害賠償義務が生じると、同乗していた車の運転者と、事故の相手に対して、

①両者はどのくらいの負担割合で、賠償金を支払うのか?

②どちらへ先に請求するべきか?

...ということが問題となります。下記にて詳しく解説いたします。

共同不法行為者とは

交通事故により、同乗者を乗せていた車の運転者と、事故の相手側には、不法行為が成立しているので、双方は「共同不法行為者」という関係になります。

共同不法行為者は、2人以上の人が同じ1つの不法行為を行っている状態です。交通事故であれば、同乗者を乗せていた車の運転者と、事故の相手側の両者には、同じだけの責任が発生していることになります。

共同不法行為者に優先順位はない

それでは、同乗者を乗せていた車の運転者と、事故の相手側に対して、損害賠償を請求する時に、どちらに優先的に請求するべきなのでしょうか?

先に結論を述べると、特に優先順位はありません。これは、共同不法行為者同士の責任に、優劣が無い為です。

これは、「不真正連帯責任」という責任のあり方の、性質によるものです。不真正連帯責任とは、責任者全員が債務の義務を等しく負う、というものです。

負担割合も等しい

共同不法行為者同士に優劣関係がないとしても、実際のところ、同乗者を乗せていた車の運転者と、事故の相手側に対して、どのくらいの負担割合で請求したらよいのでしょうか?

原則、共同不法行為者両者ともに、負担割合はありません。したがって、運転者にも、事故の相手側にも、全額の損害賠償請求が可能となります。

一方への全額を支払ってもらうことも、双方合わせて全額の支払ってもらうことも可能です。

たとえば、500万円の損害金が発生した場合、

①事故の相手に全額500万円の支払いを受ける

②運転者に全額500万円の支払いを受ける

③事故の相手に300万、運転者に200万の支払いを受ける

...など、いくつかパターンが考えられます。

なので、資力のある方(請求しやすい方)から損害賠償を請求し、不足分が生じそうであれば、もう片方へ請求していくとよいでしょう。

損害賠償請求の相手の優先度のつけ方

損害賠償請求をする際、同乗者を乗せていた車の運転者と、事故の相手側に対して、どちらを優先的に選ぶべきか?その判断基準を、下記に整理いたします。

保険に加入しているか?

まずチェックすべきなのが、「保険(対人賠償責任保険)に加入しているかどうか?」です。

保険に加入していない「無保険」の場合は、実質的に損害賠償の支払い能力がないことも、少なくない為です。

無理に請求すると、本人が逃亡するなど、示談が難航する恐れもあります。

なので、保険に加入している方の事故当事者に損害賠償請求を行いましょう。対人賠償責任保険に加入しているのあれば、示談はスムーズに行えますし、示談で決定して金額は必ず支払ってもらえます。

資力が高い方へ請求する

それならば、交通事故当事者双方が無保険だった場合はどうでしょうか?

このような場合は、なるべく資力の高い(支払い能力の高い)方へ、請求するとよいでしょうし、またそれでも賠償金が不足するようなら、もう一方へ請求をすればよいでしょう。

もっとも、同乗者の乗っていた車の運転者が家族だった場合は、保険の適用外となるので、可能な限り、事故の相手側へ請求するしかありません。

好意同乗減額とは?

もしも、同乗者が運転者の好意により、車に同乗させてもらっている時に交通事故に遭ったら、「好意同乗減額」が発生する可能性があります。

これは、同乗者が乗っている運転者に対して、請求できる損害賠償金が減額されることです。

同乗者は、運転者の好意により、無償で同乗させてもらっている訳なので、それにより損害が発生したとしたら、同乗者も責任を負うのが妥当という考え方です。およそ2050%ほど、損害賠償金が減額されます。

好意同乗減額が適用されるケースとは?

ちなみに「運転者の好意により車に同乗させてもらっている」とはどのようなケースが相当するのでしょうか?

というのも現在、単に車に同乗していただけでは、好意同乗減額が適用されることはないのです。

この好意同乗減額が、頻繁に適用されていたのは、自家用車を持つことが珍しかった昭和4050年代頃のことです。

まだ無償で車に乗せてもらうこと自体が、それほどなかったが故に、「同乗者は大きな利益を得ているのであるから、その分の責任を負わせるのが妥当だ」という考えにつながっていったのです。

他人の車に同乗することが珍しくなくなった現在では、好意同乗減額が該当するのは、

①同乗者が危険行為をして交通事故の原因となった

②(飲酒運転など)運転に危険があると、予め同乗者は知っていた

③危険運転を煽った

...などのケースに限られます。

同乗者にも責任を問われるケースもある

同乗していた車が交通事故に遭った時に、事故の相手や第三者を死傷させてしまった場合は、同乗者にも損害賠償責任が発生する可能性があることも、留意すべきです。

もし、同乗者が運転の邪魔をして、交通事故の原因を作り出した場合や、運転者が飲酒しているのを知っていたのに、それを咎めず同乗していた場合、同乗者にも交通事故の責任が問われます。

それ以外にも、たとえば上司が、運転者の部下に対してスピードを出すように指示して、事故が発生した場合は、その上司に責任が問われる可能性があります。

同乗者に責任があると認められれば、当然損害賠償を支払わねばなりませんので、十分にご注意ください。

まとめ

研究

同乗していた車が交通事故に遭ってしまい、同乗者が死傷した場合は、乗っていた車の運転者と、事故の相手側の双方に、損害賠償請求ができます。

もっとも、任意保険では、運転者と同乗者との関係性や、同乗者の過失もチェックされますし、それにより損害賠償金額が減額されることもあります。

また誰に対して、「どのくらいの減額が発生するのか」、「負担の割合はどうなるのか」、等々、同乗者の損害賠償は複雑化しがちです。

もし不安を感じているようであれば、一度弁護士へ相談することをお勧めいたします。

  • 同乗者が死傷した交通事故では、同乗していた車の運転者と、事故の相手の両者から損害賠償を請求できる
  • 同乗していた車の運転者が家族だった場合は、運転者が加入している任意保険から保険金が支払われることはない
  • 相手側の資力や保険の加入などをチェックして、どちらへ優先して請求するのか判断すべき
  • 同乗者にも事故の責任を問われることがある

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