交通事故による保険会社との賠償金や後遺障害の交渉は相談無料の弁護士法人リーセットへ!

弁護士法人リーセット(神戸・兵庫)
<交通事故被害者専門サイト>

〒650-0027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階
JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分
三宮から電車で5分

受付時間
平日9:00~20:00
定休日
土曜・日曜・祝日
※ご予約いただければ夜間・定休日の対応可能です。

●取扱い業務:交通事故の示談交渉・慰謝料請求

お電話での無料相談はこちら
0120-330-108

メールでのご相談は24時間お気軽にどうぞ!

交通事故でCRPSを患った人の慰謝料請求

田中弁護士

CRPSって、一体なんの病気なんだろう?」

交通事故で負傷した後、治療により怪我は治癒して目立った外傷がないのにも関わらず、激しい痛みが治まらないことがあります。

このような症状をCRPSRSD)「複合性局所疼痛症候群」と呼びます。

この症状が厄介なのが、激しい痛みがあるかどうかは、被害者の自己申告によるところが大きく、客観的・医学的に証明することが困難なケースが、少なくないことです。

今回は、交通事故によるCRPSRSD)の、その症状や治療、後遺障害等級を認定されるためのポイントや、慰謝料の請求などについて、詳しく解説してまいります。

交通事故でCRPSとなった時の症状とは

通常、交感神経に外傷を受ければ、その刺激により末梢血管を収縮させて、出血を防ぐのですが、刺激がなくなればその作用も止まります。

しかし、人によっては交通事故によって負傷した結果、

その外傷が治った後も、交感神経のこのような作用が止まらず、血管が収縮したままになり、栄養や酸素がその部分に行き渡らず、絶えざる激甚な痛み(灼熱痛)や、筋肉萎縮などをもたらす場合があります。

こうした症状を総称して、CRPSRSDと言います。

CRPSの概要

CRPSとは、「複雑な原因により生成する限局した疼痛症候群」の略名です。交通事故による外傷が原因となって発症する、激しい疼痛です。

神経系統の損傷により生じますが、その発生のメカニズムは複雑かつ多様です。現在では、その原因によって2つのタイプに分類されています。

CRPS
②RDS

この②の「RDS」については、CRPSの内、神経損傷を伴わず、交感神経の関与が強いものとしています。対して、神経損傷を伴う疼痛は「カウザルギー」とも呼ばれています。

CRPS(RDS)の診断基準

下記がCRPSRDS)の診断基準

  • 痛覚異常
  • 灼熱痛
  • 浮腫
  • 皮膚色、体毛の異常
  • 発汗異常
  • 皮膚温度の異常
  • 骨萎縮
  • 欠陥運動障害
  • 骨シンチグラフィーの異常所見
  • アロディニア(触覚刺激や熱刺激により誘発される痛み)

...等

CRPSの中でも、このカウザルギーの場合は、身体が動かすことができない程の激痛を伴うケースが多く、特徴的な症状を示すので、診断は容易です。

しかしRDSについては、 患者の痛みの自覚症状だけで、明らかな他覚的所見がないケースも少なくないので、診断が困難です。 

場合によっては大げさとか、詐病との誤解を受けることもあり、後遺症認定も容易ではありません。

CRPSの治療内容

交通事故によるCRPSRSD)の治療は、早期発見・治療が前提です。適切なタイミングを逃すと、有効な手立てがなくなる場合すらあります。

また厄介なことに、交通事故の治療を担当する医師(整形外科医)の中で、CRPSRSD)を経験している医師が、まだまだ少ないという現実もあるのです。

したがって、被害者自らが早期発見を心がけ、CRPSRSD)の徴候および症状の、

詳しい診断ができる専門医(およびペインクリニックや麻酔科)を探して、早期に受診することが、大切になってきます。

CRPSの治療中の注意点

交通事故によるCRPSRSD)の治療には、心理的なカウンセリングや三環系抗うつ剤の投与など、総合的な治療が必要になっていきます。

一般的には1年で6割程度の被害者が、生活に支障が出ない程度に回復するといわれていますが、逆を言えば、すんなりと完治するまでに至るケースは少ないようです。

また、注意したいのが保険会社の治療費の打ち切りの交渉です。というのも、精神的なプレッシャーをかけられて、症状が悪化することもありえるのです。被害者は予め、交渉の準備をしておきましょう。

どうしても不安であれば、弁護士に相談してみるのもお勧めです。

CRPSの後遺障害等級認定

ここでは交通事故によるCRPSRSD)の後遺障害等級の認定を取るための、注意すべきポイントをまとめて解説いたします。

CRPSの後遺障害等級認定のポイント

下記3つの症状が該当すれば症状固定後に、後遺障害等級認定が受けられます。

  1. 関節拘縮
  2. 皮膚変化
  3. 骨の萎縮

なお、後遺障害等級認定の可否の判断については、専門医の診察による、画像(異常)所見があるかどうか?が問われます。

客観的な事実(XPやポラロイド写真、サーモグラフィ、指尖容積脈波、ドラッグチャレンジテスト、触診など)を可能な限り集め、判断します。

とりわけ、骨萎縮の有無が、重視されます。

CRPSが該当する後遺障害等級

下記が、自賠責や労災で認定されている、CRPS(RSD)の後遺障害等級です。

表:CRPS(RSD)の後遺障害等級

74

軽易な労働以外の労働に、常に差し支える程度の疼痛がある。

910

一般的な労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなるため、就労可能な職種の範囲が相当な程度、制限されるもの。

1212

労働には通常差し支えないが、時には労働に差支える程度の疼痛が起こるもの。

1410

※受傷部位の疼痛の後遺障害等級

労働に差支え無いが、受傷部分に殆ど常時、疼痛を残すもの。

CRPSの後遺障害等級認定の難点

CRPSRSD)は、発症のメカニズムが複雑で、症状も人によって千差万別です。検査や画像では異常が認められず、「他覚的所見なし」とされることも、普通にありえる話です。

こうなると、自賠責では後遺症として認定されません。被害者は民事訴訟(裁判)で判断を仰ぐしか、選択肢がなくなるわけです。

ちなみに実際の裁判ではどうなのかというと、後遺障害等級が認められるか否かは、ケースバイケースです。

しかし例えば、上記のCRPSRSD)の症状「骨の萎縮」がないとして、後遺障害等級は認められなかったという判例もあります。

裁判でCRPS(RSD)の後遺障害を認定させることは、難しいと考えるべきでしょう。

その為、CRPSRSD)の後遺障害については、できれば早いうちに、後遺障害等級認定に詳しい弁護士に、ご相談されることを、強くお勧めします。

自賠責と医療の判断基準のズレ

自賠責のCRPSRSD)の後遺障害認定基準は

①関節拘縮
②皮膚変化
③骨の萎縮

..ですが、実は医療分野でのCRPS(RSD)の診断基準では、③の「骨の萎縮」は入っていません。

したがって、医師からはCRPSRSD)と診断されたのに、自賠責保険からは、後遺障害として認められないという、いびつなケースになることも十分ありえます。

このような場合も、適切な損害賠償を請求するために、裁判で後遺障害等級の認定を求める必要があります。

CRPSの素因減額にも注意

CRPSRSD)は、医学的な観点から

①持続性疼痛性の損傷又は疾患
②患者の遺伝的素因
③異常な交感神経反射

...の3つのポイントが発症の起因になるといわれています。

この点を踏まえて、一つ問題となることがあります。

自賠責保険でRSDの後遺障害等級認定を受けても、加害者側の保険会社から「CRPS(RSD)の発症には、患者の遺伝的素因の関与も考えられる。したがって、損害賠償額を減額する」と主張されるケースがあるのです。

これを「素因減額」と呼びます。

しかし、最近の裁判例でもCRPSRSD)の後遺障害等級が認定された裁判で、素因減額されていない判例が多数あります。

したがって、このような過去の裁判の判例を用意・引用して、しっかりと相手側に反論することが、考えられる対策となります。

CRPSの慰謝料請求

それでは、CRPSRSD)の慰謝料請求について見ていきましょう。高額な慰謝料(損害賠償)とるにはどうしたらよいのか、下記にて整理いたします。

CRPSの慰謝料の相場は?

まずは、交通事故によるCRPSRSD)の、後遺障害慰謝料の相場をまとめました。

ただし、保険会社との示談の交渉次第で、大きく変動することもあるので、あくまで参考程度に留めてください。

表:CRPS(RSD)の後遺障害慰謝料の相場

等級

自賠責基準

任意保険基準(目安)

弁護士会基準

74

409万円

500万円

1000万円

910

245万円

300万円

690万円

1212

93万円

100万円

290万円

1410

32万円

40万円

110万円

保険会社は、当事者の過失割合等にもよりますが、示談金をできるだけ抑えるように交渉してきます。

提示された金額に納得いかないときは、示談書にサインせずに、弁護士に相談しましょう。

CRPSの慰謝料請求における注意点

上記でも述べてきましたが、交通事故における、CRPS(RSD)の慰謝料の請求において、最大のポイントとなるのは後遺障害等級認定の可否です。

後遺障害等級が認定されなかった場合、慰謝料の金額は、大幅に下がります。

認定を受けるためには専門的な知識が必要になります。

被害者自身で、治療や手続きをおこなった結果、不十分な検査に終わり、CRPS(RSD)と医師から診断されても、後遺障害の等級が認定されなかった...というケースも少なくありません。

また、自賠責でCRPS(RSD)の後遺障害等級を認められなかった場合、裁判での判断を仰ぐことになりますが、過去の判例を見る限り、被害者側の主張がまるまる通るとは、到底思えません。

したがって、被害者側ができる対策は、可能な限り早期に、少なくとも症状固定前には弁護士に相談することです。

弁護士に依頼して、後遺障害等級の認定をとることが出来れば、高額な慰謝料(損害賠償)を請求することができます。

まとめ

研究

交通事故でCRPS(RSD)になった被害者が、慰謝料(損害賠償)を請求する時の、最大のポイントは、「後遺障害等級認定」です。

CRPS(RSD)が後遺障害等級の認定を受ける為のハードルは高く、周到な準備の下、手続きを進めていく必要があります。

等級が認定されれば、高額な慰謝料(損害賠償)を請求できますので、まずはなるべく早いうちに、弁護士などの専門家のアドバイスを受けて行動することが、重要になります。

再三、述べまいりましたが、CRPS(RSD)のケースでは、難しい判断、手続きが必要になってきます。

もし、自分で対応するのは難しそうだと、お感じになるのであれば、すぐに交通事故のプロである弁護士に相談するのが、確実な選択です。

  • 交通事故によるCRPS(RSD)は「目に見えない障害」として証明が難しいケースが多々ある
  • 交通事故によるCRPS(RSD)のケースの示談では素因減額にも注意が必要
  • 交通事故によるCRPS(RSD)の慰謝料を増額させる為にも後遺障害等級の認定が必要
  • CRPS(RSD)後遺障害等級認定を受ける際ポイントとなるのは「骨萎縮」の有無

まずはお気軽に無料相談をご利用ください!

弁護士法人リーセットのスタッフ

お電話での無料相談はこちら

0120-330-108

交通事故の示談金・賠償金のご相談、後遺障害による等級認定のご相談など、交通事故の被害に合われてしまった方は、お電話またはメールよりお気軽にお問合せ下さい。

交通事故によるご相談は無料。メールでのご相談は24時間受け付けておりますので、まずは弁護士法人リーセット(神戸)までご状況をお知らせください。

受付時間:平日9:00~20:00
定休日:土曜・日曜・祝日

ご予約いただければ、上記日時外(定休日)も対応可能です。

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分 ⇒ アクセスマップはこちら

無料相談はこちらから

交通事故

交通事故の示談金や後遺障害による賠償金のご相談はこちら

0120-330-108

交通事故被害のトピック

弁護士事務所概要

事務所

弁護士法人リーセット神戸

お電話でのお問い合わせ
0120-330-108
メールでのお問い合わせ
住所

〒650-00027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分