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交通事故で耳鳴りや聴力低下した際の後遺障害認定

田中弁護士

「交通事故の後、耳鳴りが治らない...どうすればいいんだ?」

交通事故が原因で耳鳴りや聴力低下(難聴)となるケースがあります。また、とくに耳鳴りは慢性化しやすく、後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。

しかし、耳鳴りは他覚的所見がないことも多く、被害者の自覚症状が主となるだけに「ちゃんと後遺障害等級認定を受けられるのだろうか?」と不安になる人も少なくありません。

今回は、交通事故で耳鳴りや聴力低下した際の、治療の受け方、後遺障害等級認定の受け方、示談での注意点などを詳しく解説いたします。ぜひ、ご参考にしてみてください。

交通事故後の耳鳴りと聴力低下

交通事故の怪我で、頭部などにダメージを受けると、その後時間が経っても「キーン」と耳鳴りが残ってしまうケースがあります。

両耳から耳鳴りがする場合や、片方のみ耳鳴りがする場合、のほか耳鳴りの音にも種類があり、症状のパターンは人それぞれのようです。

内耳神経や小脳、脳幹などに障害が生じていることが原因です。平衡機能障害が併せて生じることもあります。

また、耳鳴りと併せて、聴力の低下による難聴が起こっていることもしばしば見受けられます。

また、これら交通事故の耳鳴りなどの聴覚障害は、むちうち症(バレ・リュー症候群)になっている可能性が高いとも言われています。

もし、むちうちが原因ならば、頚部を動かすと、耳鳴りの音が大きくなったり眩暈が生じたりする症状に苦しむことが少なくありません。

耳鳴りと聴力低下の症状とは?

耳鳴りの聴力低下とはどのような症状なのでしょうか?下記にて詳しく解説してまいります。

耳鳴り

耳鳴りとは、体の内部のほかに音源がないのに、音の感覚として認識されるものを言います。なお、「幻聴」とは異なり、内容に意味がない音の感覚です。

耳鳴りの原因は、外耳から聴覚中枢にかけての聴覚伝導路や、その周囲に何らかの障害があって生じるものと、考えられています。

内耳の炎症や損傷、腫れやリンパ液の滞留、頚椎の歪み、むちうち、頚椎の圧力、肩こりなどを原因とするものや、脳動脈硬化や動脈瘤によっても耳鳴りが生じることがあります。

なお、耳鳴りは難聴を伴うものと、伴わないものがあります。難聴で耳鳴りが伴う場合は、急性中耳炎や慢性中耳炎、耳硬化症などが上げられます。

内耳障害、後迷路障害が起因となる耳鳴りは治療がむずかしいといわれています。

耳鳴りは原因が解明できず、慢性化するケースも少なくないので注意が必要です。

難聴

交通事故の怪我により、耳の内部が傷つくと、聴力障害が生じます。

その症状の原因は様々で、原因により、

①騒音性難聴

②中毒性難聴

③遺伝性難聴

④心因性難聴

⑤気圧性難聴

...などに分類されます。なお、下記にて、聴力障害の原因を整理します。

伝音難聴

伝音難聴(伝音性難聴)は、外耳と中耳の障害で空気振動が十分に伝わらなくなり、難聴となる症状です。

耳垢栓塞や、外からのダメージ、中耳の炎症で鼓膜が損傷して、耳小骨の損傷や、耳硬化症などが起因して起こります。

低い音や小さな音が聞こえにくくなるという特徴があります。ただし言葉の明瞭さなどには影響がなく、外科手術で回復可能です。

感音難聴

感音難聴(感音性難聴)は、内耳、聴神経、脳の外傷などによる難聴です。

音が聴こえにくいばかりではなく、音が歪んで響いたり、言葉が明瞭に聞こえない状態です。

突発性難聴、メニエール病、騒音性難聴、老人性難聴、聴神経腫瘍なども、これに該当します。これらの難聴の多くは、治療により回復可能です。

混合難聴

混合難聴とは、上記の伝音難聴と、感音難聴の両方の原因が混合している難聴です。

耳鳴りの後遺障害認定

耳の障害は、後遺障害等級認定を受けられます。

難聴、慢性化した耳鳴りのような症状は、生活の質を著しく下げますので、適切な補償を受けることが望ましいですね。

もっとも、耳鳴りは他覚的所見が分かりにくいので、等級認定の手続きは医師との協力をもとに、慎重かつ適切に行っていく心構えが必要です。

なお、耳鳴りの後遺障害等級の判定基準は、聴力検査結果を基礎としています。

難聴の後遺障害等級

難聴に関して認定されている後遺障害等級は下記の通りです。

症状

等級

耳の聴力を全く失ったもの

(耳の平均純音聴力レベルが90db以上のもの)

99

耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になったもの

(耳の平均純音聴力レベル80db以上90db未満のもの)

106

耳の聴力が40cm以上の距離では、普通の話声も解することができない程度になったもの

(耳の平均純音聴力レベル70db以上80db未満のものまたは、

耳の平均純音聴力レベル50db以上であり、最高明瞭度が50%以下のもの)

116

耳の聴力が、1m以上の距離では小声を解することができない程度のもの

(耳の平均純音聴力レベル40db以上70db未満のもの)

143

耳鳴りの後遺障害等級

耳鳴りの後遺障害等級は、「耳鳴りに係る検査によって難聴に伴い著しい耳鳴りが常時であると評価できるもの」については12級、または「難聴に伴い常時耳鳴りのあることが合理的に説明できるもの」については14級をそれぞれ認定されるといわれています。

「難聴に伴い」という時の難聴とは、耳の平均純音聴力レベルが40db未満(聴力障害の認定基準以下)の場合であっても、耳鳴りが存在するであろう周波数平均純音聴力レベルが、ほかの周波数平均純音聴力レベルと比べて低下しているものを言います。

耳鳴りに係る検査とは「ピッチ・マッチ検査」「ラウドネス・バランス検査」であり、これら検査により耳鳴りの存在が証明されて場合には後遺障害12級相当を認定します。

耳鳴りや聴力低下の検査方法

次に、耳鳴りや聴力低下などの、聴力障害の検査方法について解説いたします。

聴覚の検査方法は?

聴力障害の等級を受けるには、

①純音による聴力レベル

②語音による聴力検査

...の2つの聴力検査の結果を基礎として判定します。

純音による聴力検査

難聴の聴力検査として指定されている検査方法です。

検査音として単一周波数からなる純音を用いて、周波数や強さ長さを変え、対象者の聴こえ方を分析的に検査します。聴力の程度や障害の原因を特定することができます。

語音による聴力検査

情報伝達に日常使用する語音を検査音として使って、対象者の聴こえ方を検査します。

純音閾値よりも20dbほど大きい音から順に音圧を下げていって、数字を聞かせて応答させ、その正答率を見る検査。また一音節語音を使って、音圧とは無関係に正答率を求める検査の2種類の検査を用います。

その他の検査方法

上記の検査の他に、耳鳴りが11周波数の純音、ハンドノイズやホワイトノイズのどれに最も似ているのかを調査する「ピッチ・マッチ検査」

ピッチマッチ検査で得られた周波音数を使って、耳鳴りの音の大きさと検査音の大きさとが等しくなる値を求める「ラウドネス・バランス検査」などがあります。

特に耳鳴りの検査ではこの2つの検査がもっとも重要といわれています。

耳鳴りや聴力低下を治療する上での注意点

耳鳴りの後遺障害等級認定や、示談での賠償請求をするために、交通事故後すぐに治療を行う必要があります。下記にて、耳鳴りや聴力低下の治療を受ける際の注意点を解説いたします。

交通事故後すぐに検査を受ける

交通事故と耳鳴り、聴力低下の因果関係の証明は、のちの後遺障害等級認定などで必要条件となります。

交通事故後、すぐに病院で検査を受けて、症状を訴えれば診療記録にも残りますので、のちに証拠資料として効力が認められます。

なので、少なくとも3日以内には、病院で検査を受けましょう。

医師とコミュニケーションをとる

後に詳しく述べますが、耳鳴りや聴力低下の後遺障害等級認定を受けるのは、担当医の後遺障害診断書がきわめて重要な役割を担います。

したがって、被害者は担当医と密にコミュニケーションをとり、聴覚障害の症状を正確に把握してもらう必要があるのです。

耳鳴りの程度・頻度から、日常生活での支障、どのようなパターンなのかを医師にも分かってもらえるように説明することを心がけましょう。

また、医師との信頼関係が築けていない場合、のちの示談で不利になる恐れがある点は、十分留意しておきたいところです。

専門医による検査を受ける

耳鳴りや聴力低下の症状を証明するために、専門医による検査結果を提示する必要があります。後遺障害等級認定を申請する際に、担当医に相談して、専門医による詳しい検査をお願いしましょう。

上記でも解説しましたが、検査には、

  • ピッチマッチ検査
  • 純音力検査
  • マスキング検査
  • ラウドネス・バランス検査
  • オージオメーター検査

...など等、多岐にわたります。

後遺障害診断書の作成

まず、被害者が聴覚障害の後遺障害を主張する場合は、後遺障害等級に該当することを立証しないといけません。

上記で述べた通り、聴覚障害の認定基準は明確です。専門医による検査を受けて、後遺障害診断書を作成してもらいましょう。

なお、後遺障害認定で斟酌してもらいたい症状があるのなら、別途診断書や意見書を作成をお願いする必要があります。

なお、耳鳴りは難聴に比べて、基準が明確ではありません。ですので、専門医による検査を受けたうえで、検査結果の具体的な症状と程度が分かる書面を添付してもらうことが、必須です。

高齢者は特に注意が必要

次に、難聴の程度が、後遺障害等級認定の基準をクリアしているものであっても、それが交通事故を原因とするものであることを立証する必要があります。

もっとも、交通事故後の診療記録で、耳鳴りや難聴を訴えていることが立証できる場合は問題ありません。

しかし、交通事故後にある程度時間が経っている場合には、事故との因果関係が認定されにくくなるので注意が必要です。

特に高齢者の場合は、事故と関係なく、ある日突然難聴が生じることがあります。したがって被害者の年齢によっては、老人性聴覚障害が悪化したと相手側の保険会社に主張される可能性があるので注意が必要です。

耳鳴りと聴力低下の損害賠償請求の注意点

ここでは、耳鳴りと聴力低下の損害賠償請求について、示談で争点となる注意点を解説いたします。

逸失利益が争点となる

聴力障害となったケースでの示談で、争点となりやすいのが、労働能力喪失率についてです。

後遺障害認定の自賠責等級については、各等級に労働能力喪失率が定められていますが、聴力障害については、職業に与える影響は少ないと見られる傾向があります。とくに「逸失利益」を低く算出してくるケースが少なくありません。

また、もうひとつ注意したいのが「将来見込まれる回復」です。

聴力障害は、将来的に障害を克服したり、症状が軽くなったりする可能性があり、これを理由に、逸失利益を低く算出されることがあります。

逸失利益の立証が必要

上項でも述べましたが、聴覚障害は後遺障害認定を受けても、その等級表通りの労働能力喪失率の割合通りに認定がされにくいです。

被害者の主張を通すには、実際の職業の遂行について聴力障害がいかに悪影響を及ぼしているか、どのくらい減収を生じさせているか、などの具体的な立証を行う必要があります。

過去の裁判例を見ると、症状固定時57歳のタクシー運転手の判例では、耳鳴りや難聴自体は14級が認定されたものの、通常勤務に戻れず、被害者の後遺障害の内容や、証言、その後の転職や勤務支障の状況などを加味して、主張していた労働能力喪失率を認めた、というケースがあります。

被害者の丹念な主張立証が必要なことを覗わせるケースですね。

まとめ

研究

交通事故で耳鳴りや聴力低下(難聴)になった場合、後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。

後遺障害等級認定を受けるためにも、事故後なるべく早く専門医による検査を受けて、交通事故との因果関係を証明する必要があることを、忘れないで下さい。

もし耳鳴りが慢性化して不安になっている人は、弁護士に相談するのもお勧めです。

  • 交通事故で耳鳴りや聴力低下となった場合、後遺障害等級認定を受けられる可能性がある
  • 交通事故で耳鳴りや聴力低下となった場合は、事故後すぐに受診すること
  • 耳鳴りや聴力低下の損害賠償請求では逸失利益が争点となりやすい
  • 交通事故による耳鳴りが治らない場合は、弁護士に相談することも検討する

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