交通事故による保険会社との賠償金や後遺障害の交渉は相談無料の弁護士法人リーセットへ!

弁護士法人リーセット(神戸・兵庫)
<交通事故被害者専門サイト>

〒650-0027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階
JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分
三宮から電車で5分

受付時間
平日9:00~20:00
定休日
土曜・日曜・祝日
※ご予約いただければ夜間・定休日の対応可能です。

●取扱い業務:交通事故の示談交渉・慰謝料請求

お電話での無料相談はこちら
0120-330-108

メールでのご相談は24時間お気軽にどうぞ!

交通事故で手足にしびれが...後遺障害の認定を受けよう

田中弁護士

「交通事故に遭ってから、手足がしびれるな...」

交通事故に遭った後に、手足などに「しびれ」の症状が出るケースが少なくありません。

様々な原因により、神経が圧迫されて起こる「しびれ」ですが、このような症状が出たなら、後遺障害等級認定を受けることができます。

ただし、必ずしもしびれがあるなら、後遺障害認定を受けられる訳ではなく、申請する前に、おさえておきたい注意点がいくつかあります。

今回は、交通事故での「しびれ」の後遺障害認定について、詳しく解説いたします。

しびれの後遺障害とは

まずはこの「しびれ」の後遺障害について、詳しく解説いたします。

しびれの後遺障害等級は?

交通事故の怪我を治療した後、手足にしびれが残った場合は、主に「神経系統の機能障害」

として、後遺障害等級認定を受けることができます。

下記がその等級表です。

症状

等級

局部に頑固な神経症状を残すもの

1213

局部に神経症状を残すもの

149

12級13号

後遺障害等級12級13号は、「局部に神経症状を残すもの」となります。画像所見があることが条件となるので、MRIやレントゲン、CT等の検査で、症状を証明する必要があります。

14級9号

14級9号は、下肢や上肢の一部に、しびれや痛みなどの神経症状が残ると認定されます。

画像所見が無くても、治療の経緯や医師の診断により、自覚症状が医学的な症状として推認できる場合に、認定されます。

7級から9級の認定もありえる?

もし、上記の神経症状により、仕事に支障があることを立証できれば、後遺障害7級~9級も認定される可能性があります。

なお、7級~9級の認定基準は「神経系統の機能または精神に障害を残し、その障害によって働くことができる仕事が相当限定されている場合」...となります。

ただし過去の判例を見る限り、9級以上の等級が認定されるケースは、稀です。

通事故によるしびれの症状と原因

交通事故でしびれが出るのは、どのような症状でしょうか?下記にて整理いたします。

むちうち

むちうちは、しびれが生じることが多い症状です。背中をはじめとして、肩、腕などにしびれを感じることがよくあります。

むち打ちの慰謝料請求について詳しくはこちら

骨折

骨折も、しびれが残るケースが少なくありません。骨折自体は完治しても、しびれが残ることがあるのです。骨がつながるまで、長期間ギプスをしていた箇所に、しびれが発生しやすいといわれています。

骨折の慰謝料請求について詳しくはこちら

靭帯損傷

しびれの主な原因は、神経が痛んでしまうことです。靭帯損傷で神経まで傷ついてしまうと、しびれや痛みが残るケースがあります。

脳損傷

交通事故により脳に外傷を負った場合、「脳損傷」となります。

特に危険な慢性硬膜下血腫、脳挫傷などの場合は、治療後も高次脳機能障害などの障害が残るケースが少なくありません。

損傷した脳の部位によっては、手足のしびれがそのまま後遺障害として残ることもあります。そのほかの症状としては、吐き気、めまい、頭痛などが挙げられます。

高次脳機能障害の慰謝料請求について詳しくはこちら

脊髄損傷

脊髄損傷は、脳の下層にある「脳幹」から背骨にかけて通っている神経の束が損傷して、感覚機能や運動機能に麻痺が起こる症状です。

脊髄損傷になると、全身の麻痺が発生します。ですがもし、損傷の程度が軽いものであれば、手足のしびれに留まり、次第に治癒していくことが多いです。

もっとも、損傷の程度によっては、感覚の麻痺が残り続けることもあり、手足のしびれが続いていくこともあるでしょう。

脊髄損傷慰謝料請求について詳しくはこちら

腕神経叢損傷

腕神経叢は、脊髄から出た神経が、腕に行くときに通っている部分です。腕を動かす命令や、感覚を伝達する機能を担っています。

腕神経叢を損傷すると、腕の麻痺や、首から手にかけてしびれが生じます。力が入らなくなり、腕が上がらないなどの症状などと併せて、しびれが後遺障害として残るおそれがあります。

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、首と胸のあいだの部分にある「胸郭出口」という部位の神経が、圧迫されて、腕のしびれが起こることです。

主に、腕と小指にかけてしびれが起こります。

椎間板ヘルニア

椎間板が従来ある位置から飛び出して、神経を圧迫するのが「椎間板ヘルニア」です。交通事故により、椎間板が飛び出して、腕や手の神経を圧迫してしまうケースがあります。

その場合は、当然腕や手にしびれや痛みが発生します。治療により神経の圧迫を解消できれば良いのですが、それが難しい場合は、しびれが後遺障害となってしまうことになります。

しびれの後遺障害等級を受けるポイント

しびれ(神経系統の障害)で後遺障害等級認定を受けるには、下記の条件を満たしている必要があります。

症状に一貫性があること

しびれは主に、患者の自覚症状が根拠となります。医師が診断して、自覚症状と合致する症状があると、医学的にも認めうるか否かが、ポイントとなります。

したがって、患者の訴えている症状が同じであり、一定の期間連続していることが条件となります。

通院を継続していること

症状に一貫性があることを証明するためにも、通院を継続していることは最低限の条件です。目安としては、通院期間が6ヶ月以上、通院実日数が100日程は必要と考えておいた方がよいでしょう。

自覚症状の立証

後遺障害等級認定の審査においては、患者の自覚症状だけで認定されることは稀です。実際に認定を受ける上で、もっとも重視されることは画像所見や神経学的検査などの、他覚的所見です。

CTやMRIなどで、頚椎や脊髄の神経が圧迫されていることが確認できることや、各検査により、神経に異常が確認できることが、きわめて重要になります。

一定以上程度の事故であること

交通事故の規模や内容も、査定の対象となります。むちうちなら追突事故か否か?という点が重視されますし、また衝突の大きさについても同様に考慮されます。たとえば、車体を擦る程度の事故なら、査定においてはマイナスとなります。

なお、これらは事故車両の写真や修理見積もり、現場検証の資料などを見て調査されます。

後遺障害認定を受けるためのポイント

しびれの後遺障害の認定をうける為の、おさえておきたいポイントがあります。下記にて解説いたします。

しびれの症状は正確に医師に伝える

まずは医師とのコミュニケーションが大切です。被害者はしっかりと「しびれの症状がある」ということを伝えましょう。

上記でも述べましたが、しびれの症状は、CTやMRIなどの画像所見がないケースも多く、何の痕跡もない場合は「異常なし」と診断されかねません。その場合は、しびれがあることを伝えないと、診断書にその旨が記載されないことになります。

後に「実はしびれの症状があった」といったところで、交通事故との因果関係が証明できないばかりか、「後遺障害を受けるために虚偽報告をしている可能性がある」と、疑われてしまいます。

したがって、事故当初からしびれを訴えていること、そして一貫して同じ症状が続いていることを、医師に伝え、認識させることが重要なのです。

また、痛みやしびれの箇所が変わると「一貫性がない」とされてしまうので、しびれの発症部位は正確に伝えねばなりません。 

症状固定まで治療を続ける

交通事故の治療で、後遺障害の認定を受ける際は、「症状固定まで治療を続けた」ことが前提です。症状固定後に、医師に後遺障害診断書を作成してもらい、等級認定の申請を行います。

しびれのリハビリに行くのが面倒になって治療をやめてしまう人がたまに居ますが、そうなると後遺障害の認定を受けられなくなるので、治療は症状固定まで継続するようにしてください。

保険会社から「そろそろ治療費の打ち切りをしますので」と通知をされて、治療をやめてしまう人もいますが、これも同様にNGです。

自己判断で治療をやめることはせずに、医師からの症状固定の打診を受けるまでは、治療を継続すること。これを忘れないで下さい。

被害者請求を選ぶ

しびれの後遺障害等級認定では、特に画像所見のない14級になることが多いのですが、このようなケースでは、審査する側も微妙な判断を求められるので、申請する側も細心の注意を払って提出資料などの準備を進める必要があります。

もし、加害者側の保険会社に手続きを一任する「事前認定」を利用してしまうと、被害者が思うような熱心さでは、申請手続きをしてくれないので、後遺障害認定が非該当になってしまう可能性があります。

出来るだけ経費を抑えたい、加害者側の保険会社の本音としては、被害者が後遺障害認定を受けてしまうと、後遺障害慰謝料や逸失利益などの増額があるので、むしろ認定されない方を望んでいるのです。

ですので、被害者は、全ての手続きを自分でおこなう「被害者請求」を選びましょう。もし独りで全部やるのは負担が大きすぎるとお感じなら、弁護士に相談するのもお勧めです。

しびれになった場合の裁判例

交通事故でしびれの症状があったとしても、後遺障害等級の認定を適切に受けられるか否かは、ケースバイケースとなっています。

過去の判例で、しびれの症状がどの程度、後遺障害として認められているかを把握して、予め対策がとれるようにしておくことが大切です。

事例①:しびれにより14級9号を認定した事例

京都地判 平成2525日 交民461212

結論

症状固定時から10年間の逸失利益、労働能力喪失率8%149号の後遺障害を認定となった。

要点

被害者の症状については、MRIによる画像所見があるが、神経学的異常所見がない、という点が争点となった。結論としては、他覚的裏づけはやや弱いとしながらも、後遺障害等級を認定した。

被害者の属性

男性、年齢不明、建築業

交通事故内容

追突事故により、むちうち、腰椎捻挫の傷害を追った。椎間板ヘルニアにのもなり、両手のしびれの自覚症状がある。MRIなどによる画像所見があるが、神経学的異常所見がない。

事例②:むちうちによるしびれで14級相当を認定した事例

横浜地判 平成27826日交民484997

結論

他覚的所見がないことから149号が相当とし、労働能力喪失率5%5年間の逸失利益を認めた。

要点

むちうちにより、右足しびれの他に、筋力低下、握力低下、跛行、性機能消失、眩暈、不眠、転換性障害などが診断された被害者だが、むちうちの他覚的所見がない。

被害者の属性

男性、25歳、自動車整備士

交通事故内容

追突事故により、むちうちとなった。多彩、広範な症状が生じ、右足のしびれ、外傷性頚椎部症候群、頭痛などが生じている。

事例③:事故後しばらくしてしびれ症状の出現が問題となった事例

東京地判 平成2586日 交民4641031

結論

労働能力喪失率5%5年間の逸失利益を認められた。

要点

被害者が、事故から10日後にしびれ症状、3週間後に腰痛が出現して、訴えるに至った事案。当時、被害者が従事していた銀行業において、金融庁の検査などの緊迫した業務に従事していた事情により、その期間中は、筋肉が緊張している状況だったことが立証され、後遺障害を認められた。

被害者の属性

男性、50歳、銀行員(支店長)

交通事故内容

首都高速道路上の自動車同士の衝突事故。むちうち、左足打撲の障害を負い、事故後10日後、左足のしびれが出現した。

まとめ

研究

交通事故後のしびれの症状があったら、後遺障害等級認定を受ける可能性があります。高次脳機能障害や、脊髄損傷などであれば、12級以上の等級を認定されることもあります。

「しびれてるけど、大丈夫だろう」と楽観せずに、なるべく早く医師に症状を訴えて、治療に専念すること。そして後遺障害等級認定に向けて、しっかりと準備を進めていく心構えが大切です。

もし、自分ひとりでは対処が大変だとお感じなら、交通事故のプロである弁護士に相談して、今後の対策を練ることをお勧めいたします。

  • 交通事故でしびれになった場合は、早期に症状を訴えることが重要
  • 交通事故でしびれになった場合、受けられる後遺障害等級認定は主に12級から14級
  • しびれは、画像所見などで証明することが難しいケースが少なくない
  • しびれの後遺障害認定の場合は、被害者請求を検討するべき

まずはお気軽に無料相談をご利用ください!

弁護士法人リーセットのスタッフ

お電話での無料相談はこちら

0120-330-108

交通事故の示談金・賠償金のご相談、後遺障害による等級認定のご相談など、交通事故の被害に合われてしまった方は、お電話またはメールよりお気軽にお問合せ下さい。

交通事故によるご相談は無料。メールでのご相談は24時間受け付けておりますので、まずは弁護士法人リーセット(神戸)までご状況をお知らせください。

受付時間:平日9:00~20:00
定休日:土曜・日曜・祝日

ご予約いただければ、上記日時外(定休日)も対応可能です。

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分 ⇒ アクセスマップはこちら

無料相談はこちらから

交通事故

交通事故の示談金や後遺障害による賠償金のご相談はこちら

0120-330-108

交通事故被害のトピック

弁護士事務所概要

事務所

弁護士法人リーセット神戸

お電話でのお問い合わせ
0120-330-108
メールでのお問い合わせ
住所

〒650-00027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分