交通事故による保険会社との賠償金や後遺障害の交渉は相談無料の弁護士法人リーセットへ!

弁護士法人リーセット(神戸・兵庫)
<交通事故被害者専門サイト>

〒650-0027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階
JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分
三宮から電車で5分

受付時間
平日9:00~20:00
定休日
土曜・日曜・祝日
※ご予約いただければ夜間・定休日の対応可能です。

●取扱い業務:交通事故の示談交渉・慰謝料請求

お電話での無料相談はこちら
0120-330-108

メールでのご相談は24時間お気軽にどうぞ!

交通事故の被害で視力が低下した場合の慰謝料請求

田中弁護士

「交通事故で眼を怪我してしまった...」

交通事故により、顔や頭部を負傷してしまった場合は、視力の低下などの影響がでることがあります。交通事故後、すぐに病院へ行き、眼の検査を行いましょう。

一度下がってしまった視力は、元に戻らないことが殆どです。

また、交通事故によって視力が低下した場合は、後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。

そして、将来のことを見据えると、もっとも重要な交通事故の賠償項目が「後遺障害慰謝料」です。しっかりと適切な対処をおこなっていきたいですね。

今回は、交通事故により視力の低下と、後遺障害等級認定を受けるために、おさえておきたいポイントを詳しくご紹介いたします。

交通事故で考えられる視力の低下とは?

交通事故で眼を負傷した後、視力が低下するケースでは、具体的にどのような症状を伴うのでしょうか?下記にて詳しく解説いたします。

眼の負傷の基本的な考え方

交通事故の衝撃が強く、負傷が酷かった場合に、視力の低下など、眼の後遺障害が残ることがあります。

ただ、眼球は、「眼窩」という丈夫な骨で作られたくぼみに守られており、また眼が危険に晒された時は、まぶたが素早く閉じることで保護しますので、

余程の大きな衝撃がない限りは、失明するような損傷となることはありません。失明にいたるような衝撃とは、眼球への異物の直撃、眼窩の骨折、等です。

下記に、交通事故で眼を負傷するケースを詳しく解説いたします。

眼窩骨折

眼窩の骨折の場合、外部からの眼窩への圧迫による骨折の他、眼球そのものが衝撃を受けることにより、眼窩を圧迫して骨折する場合もあります。

眼窩が骨折すると脳神経を圧迫し、また眼球の裏の血管が出血し、血液がたまることで視力の低下や失明が起こることがあります。

また、眼球の内側からの圧迫により眼窩が骨折したケースでは、眼球の下方偏位、複視や眼球陥入など症状を伴うことがあります。

網膜剥離

「網膜剥離」とは、眼球の中にある網膜が裂けてしまい、眼球の内壁から細胞が剥離することです。

早期の治療が必要といわれ、治療が遅れた場合は、さらに剥離が進み、視野の欠損やかすみが悪化してしまう恐れがあります。

なお、初期症状として「飛蚊症」(視界に黒いものが浮かんで見える)、光が点滅するなどの症状が顕れます。

眼の周辺のあざ

交通事故による外傷で、まぶたと眼の周囲で出血を起こし、黒あざとよばれる腫脹が眼の周辺にあらわれます。

ただ、このあざは、数週間すれば消えることが殆どです。視力の低下などの影響もないので、それほど心配しなくてもよいでしょう。

視力低下の後遺障害等級の基準

交通事故により視力の低下の症状が見られた場合、後遺障害等級の認定を受けることができます。下記にて、等級認定を受ける際の基準を整理いたしました。

等級認定に区分がある

眼の後遺障害については、大きく「眼球の障害」と「まぶたの障害」に区別できます。

眼球の障害には、

①視力障害

②調節機能障害

③運動障害

④複視

⑤視野障害

...があります。

そして、まぶたの障害には、

①欠損障害

②運動障害

...があります。

なお、これらの障害の等級の区分と、認定の基準はかなり細かく設けられております。下記にて整理いたしましたので、おさえておきましょう。

表:眼球の障害の等級

視力障害

両眼が失明したもの

11

1眼が失明して、他眼の視力が0.02以下

21

両眼の視力が0.02以下

22

1眼が失明して、他眼の視力が0.06以下

31

両眼の視力が0.06以下

41

1眼が失明して、他眼の視力が0.1以下

51

両眼の視力が0.1以下

61

1眼が失明して、他眼の視力が0.6以下

71

1眼が失明して、又は他眼の視力が0.02以下

81

両眼の視力が0.6以下

91

1眼の視力が0.06以下

92

1眼の視力が0.1以下

101

1眼の視力が0.6以下

131

調節機能障害

両眼の眼球に著しい調節機能障害を残す

111

1眼の眼球に著しい調節機能障害を残す

121

運動障害

正面を見た場合に複視の症状を残す

102

両眼の眼球に著しい運動障害を残す

111

1眼の眼球に著しい運動障害を残す

121

正面以外を見た場合に複視の症状を残す

132

複視障害

両眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残す

93

1眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残す

132

表:まぶたの障害の等級

欠損障害

両眼のまぶたに著しい欠損を残す

94

1眼のまぶたに著しい欠損を残す

113

両眼のまぶたの一部に欠損、又はまつげはげを残す

134

1眼のまぶたの一部に欠損、又はまつげはげを残す

14級1号

運動障害

両眼のまぶたに著しい運動障害を残す

112

1眼のまぶたに著しい運動障害を残す

122

視力障害とは?

視力障害には、大きく区分して、視力の低下と失明の2つがあります。

①失明しているか否か

②両眼か片眼か

③視力の低下の症状

...の観点から、後遺障害等級が認定されます。

なお、交通事故直後は、まだ視力の低下が起こらないケースもあります。事故直後に病院に受診して、視力測定をして、その後の症状の経過や一貫性、連続性を確認することで、事故との因果関係を証明することができます。

ちなみに、視力低下による後遺障害認定では、矯正視力の測定が重視されます。

そのほか、眼球の器質的損傷を診る「眼底検査」、視神経の損傷を診る「ERG検査」「VEP検査」等の検査が用いられます。

失明とは?

ちなみに、失明については、どう定義されているのでしょうか?下記に整理すると、

①眼球を失ったもの、摘出したもの

②明暗の区別がつけられない

③明暗の区別がかろうじてできる程度

...となります。

調節機能障害とは?

機能調節障害とは、具体的にはどういう症状なのでしょうか?

眼の調節機能をつかさどる「水晶体」の機能障害、と言い換えることもできます。交通事故による水晶体が損失する、あるいは損傷することにより、視力の調節機能が失われることを指します。

なお、調節機能障害の検査は「アコモドポリレコーダー」です。

調節機能の検査は「アコモドポリレコーダー」を用います。もし基準以上に機能低下が認められれば「著しい機能障害」とされます。

なお、示談や裁判では、交通事故との因果関係や、労働能力喪失率について、争点となることがあります。

対策としては、やはり早期通院と検査記録が重要となります。

運動障害とは?

運動障害の後遺障害等級の定義は下記になります。

  1. 正面を見た場合に複視の症状を残すもの(第102号)
  2. 両眼の眼球に著しい運動障害を残すもの(第111号)
  3. 1眼の眼球に著しい運動障害を残すもの(第121号)
  4. 正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの(第132号)

頭部を固定したままで眼球を運動させ、直視できる範囲を検査をします。

  • 単眼視:約50
  • 両眼視:約45

...を基準として、検査をしていきます。

複視とは?

複視障害とは、眼の筋肉が麻痺して、対象物が二重に見えてしまう症状です。

基準としては、

①自覚症状

②眼の筋肉の麻痺など、複視障害を表す所見が認められること

③ヘススクリーンテストを用い、患側の像が水平方向又は垂直方向の目盛りで5度以上離れた位置にあることが確認されること

...この3つの基準が満たされた症状を言います。

視野障害とは?

視野障害の後遺障害等級の定義は下記になります。

①半盲症(両目の視野の右または左半部を欠損するもの)

②視野狭窄(視野周辺の狭窄)

③視野変状(暗点、視野欠損の有無)

...この3つの症状があげられます。

視野は1点に焦点をあてている時の、見えている視界の広さです。この機能を「ゴールドマン視野計」検査を使って計測します。

まぶたの障害とは?

まぶたの後遺障害等級の定義は下記になります。

まぶたの欠損とは?

まぶたを閉じたときに、角膜を覆う機能を検査して、障害の有無を判断します。「著しい機能障害」とは、角膜を完全に覆えない状態をさします。

「一部」とは、角膜は覆えるが、白目が露出してしまっている状態をさします。

まつげはげとは?

まつげの生えている部分に、半分以上、まつげが欠損してしまっている状態をさします。

運動障害とは?

眼を開いたときに、瞳孔部を完全に覆えるか否か?で判断します。

事故直後は自覚症状がないこともあります。繰り返しますが、交通事故直後に必ず診察を受けて、事故との因果関係を確かめることが重要です。

視力低下の後遺障害の慰謝料相場

視力低下などの眼の後遺症による慰謝料の相場は、どのくらいなのでしょうか?

上記でも述べてきた通り、眼の後遺障害の種類や、症状はさまざまです。後遺障害認定の等級によって慰謝料の金額もまちまちですが、参考までのいくつかのケースをご紹介いたします。

判例で見る慰謝料の相場

眼(眼球)の後遺障害だけでも、上記で解説したとおり、

①視力障害

②調節機能障害

③運動障害

④複視障害

...の4種類があります。症状の重さや、両眼か片眼だけなのか、で認定される等級が大きく変わり、慰謝料の金額も千差万別です。

被害者が受け取れる金額は、被害者の眼の後遺障害の症状にもよりますので、相場感を一概にいうことはできません。

そこで下記にて、判例で認定された、眼の後遺障害の慰謝料をご紹介いたします。

判例名

眼の後遺障害内容

等級

後遺障害慰謝料

大阪地判H13.3.23

調節機能障害

11級相当

不明

岡山地判 H22.3.30

視力障害

10級相当

500万円

大阪地判H18.6.13

調節機能障害

等級認定されず

300万円

名古屋地判 H19.9.21

複視障害

不明

420万円

東京地判 H18.12.25

複視障害

10級相当

800万円

埼玉地判 H24.5.11

複視障害

13級相当

180万円

名古屋地判H4.9.25

運動機能障害

12級相当

290万円

東京地判H4.1.21

右目の失明

8級相当

1000万円

これら判例から、後遺障害により、慰謝料の金額が変わることが分かりますね。実際には、後遺障害認定の他に、労働能力喪失率や、逸失利益なども争点となります。

逸失利益は、被害者の年齢や職業や、収入によって大きく変動します。後遺障害に関する損害賠償項目の中でも、慰謝料以上に、この逸失利益が高額になることが多いです。

後遺障害等級認定で重要な「後遺障害診断書」

視力低下などの後遺障害が残った場合、後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。、また、認定を受けると慰謝料が増額するなど、被害者にとってメリットが大きいです。

この後遺障害等級認定を受けるには、医師による「後遺障害診断書」の作成が必須となります。

後遺障害診断書作成の注意点

後遺障害等級の認定は、基本的には提出された後遺障害診断書にもとづく書面審査だけで、おこなわれます。

なお補足資料として、眼の障害を見つけるための検査や、経過の診断書を要求される場合もあります。

したがって、医師の診断を受けている際に、自分の症状(痛み、病状の程度)を正確に、しっかり伝えられているか否かが、きわめて重要になってきます。

もちろん、後遺障害診断書を受け取ったら、被害者本人がしっかりチェックしましょう。チェックする観点は下記の4つです。

交通事故による傷病が原因

医学的治療を継続するなど適切な治療をしたが、症状が残った

将来にわたって回復が難しいとおもわれる肉体的・精神的な症状

症状の存在が医学的に認められ、労働能力の喪失を伴うもの

まとめ

研究

交通事故の影響により、視力の低下の症状が生じた場合は、しっかりと対処をして、後遺障害等級認定を受けられるように、準備を進めていきましょう。

この際、視力の低下の症状と、事故との因果関係を証明できるかどうか、がポイントとなります。

また後遺障害認定を無事に受けられた後は、労働能力の低下を理由に、慰謝料とは別に、逸失利益を請求できる可能性もあります。

逸失利益は損害賠償項目の中で、もっとも高額になるので、被害者側としては、獲得に向けて動いていきたいところですよね。

もし、一人では難しそうとお感じなら、交通事故に詳しいプロの弁護士に、相談することをお勧めいたします。

  • 交通事故で視力が低下した場合、後遺障害慰謝料を請求できる。
  • 交通事故による後遺障害慰謝料を受け取るには「後遺障害等級認定」が必要。
  • 交通事故で視力低下で後遺障害認定を受けた場合、逸失利益を請求できる可能性がある
  • 交通事故で視力が低下した場合、弁護士に依頼すべき

まずはお気軽に無料相談をご利用ください!

弁護士法人リーセットのスタッフ

お電話での無料相談はこちら

0120-330-108

交通事故の示談金・賠償金のご相談、後遺障害による等級認定のご相談など、交通事故の被害に合われてしまった方は、お電話またはメールよりお気軽にお問合せ下さい。

交通事故によるご相談は無料。メールでのご相談は24時間受け付けておりますので、まずは弁護士法人リーセット(神戸)までご状況をお知らせください。

受付時間:平日9:00~20:00
定休日:土曜・日曜・祝日

ご予約いただければ、上記日時外(定休日)も対応可能です。

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分 ⇒ アクセスマップはこちら

無料相談はこちらから

交通事故

交通事故の示談金や後遺障害による賠償金のご相談はこちら

0120-330-108

交通事故被害のトピック

弁護士事務所概要

事務所

弁護士法人リーセット神戸

お電話でのお問い合わせ
0120-330-108
メールでのお問い合わせ
住所

〒650-00027
兵庫県神戸市中央区中町通2-2-18 平戸ビル3階

JR神戸駅・阪神阪急高速神戸駅から徒歩約3分