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交通事故でむち打ちになった人の慰謝料請求

田中弁護士

「イテテテ...追突事故にあってしまった。」

交通事故の被害にあった場合、目立った外傷はなくても、頚椎に痛みが出てくるケースがあります。これが、いわゆる「むち打ち」といわれる症状です。

むち打ちの場合、入通院による治療を行えば、その慰謝料が発生します。

またその後治療が一通り済んで、後遺症が残った場合を視野に入れて、示談の対策を講じる必要があります。

今回は、むち打ちになってしまった場合の慰謝料請求について、詳しく解説してまいります。

是非、ご参考にしてください。

等級認定が難しい「むち打ち症」とは?

まずはじめに、交通事故における「むち打ち」について、詳しく解説いたします。

むち打ちとは?

交通事故で後方車に追突されて、首に受けた衝撃により頚椎捻挫となった状態が、いわゆる「むち打ち」です。

事故直後や当日に症状が発生することも、後日痛みを感じるということもありえます。

なお、診断書では、むち打ちの他に

  • 頚椎捻挫
  • 頚部挫傷
  • 頚部外傷
  • 外傷性頚部症候群

...等とも記載されることがあります。

主に頭痛、肩の痛み、痺れ、めまい、吐き気といった症状をともないます。特に頸部痛や頸部、腕の痺れが起こるケースが多いです。

むち打ちの通院頻度

ちなみに、交通事故でむち打ちになったら、どのくらいの通院頻度で治療を行うのでしょうか?

症状の重さにもよるのですが、基本は週3回以上の通院といわれています。症状に個人差があるので、一概に「こうすれば治ります」ともいえないのが、むち打ちの厄介なところです。

症状がごく軽症の場合であれば、1週間程度での完治という場合もあります。

対して重症のケースでは、首のみならず上半身、上肢にまで痛みが広がり、めまいや頭痛、吐き気や痺れなど、日常生活が困難をきたす場合も見受けられます。

下記に、むち打ちの症状による通院頻度を整理しました。

表:むち打ちの症状別の通院頻度

症状

望ましい通院頻度

首まわりに軽い痛み

週1~3回。1週間程度で完治という場合もある。

首まわりが常に痛い

3回以上。定期的に適切な治療が必要。

頭痛、めまい、吐き気

生活に支障がある

毎日、あるいは入院が必要。

定期的に通院しないといけない理由

交通事故でむち打ちになったら、定期的にまじめに通院しないと、のちに不利益をこうむることになります。その理由を解説いたします。

むち打ちの場合、治療をしても完治せずに、後遺症が残るケースが少なくありません。(これを症状固定と呼びます)。そうなると被害者としては、後遺障害の補償として、慰謝料を請求したいところですよね。

そのための必須条件が「後遺障害等級認定」を受けることなのですが、もしも定期的に通院していなかった場合は、等級認定が非該当とされるおそれが出てきます。

なぜなら、医師から「症状が軽い」と、判断されてしまうためです。後遺障害等級認定のために提出する書類(後遺障害診断書)にも、その旨が記載されてしまいます。

基本的に医師は中立の立場なので、被害者の慰謝料の為に、有利になるよう働きかけてくれる訳ではありません。

今もしむち打ちの治療を受けている人がいるのなら、のちに後遺症が残ることも視野にいれて、まじめに、定期的に通院することを心がけましょう。

むち打ちだと長期の治療期間は認められにくい

むち打ちの判例で有名なのが昭和63年の最高裁判決です。

この判例では、むち打ちの治療が長期間となる理由に、医師の言動や、患者の性格、加害者の態度などの心的要因を挙げています。

ここがポイントなのですが、つまり、むち打ちの自覚症状は「心的要因」と見られがちだということです。

なので保険会社も被害者が自覚症状と事故との因果関係を明確に証明しない限り、3ヶ月~6ヶ月で治療の打ち切りを通告してくるケースが多いので、被害者側も注意が必要です。

交通事故によるむち打ちで受け取れる慰謝料は?

つぎに、交通事故でむち打ちとなったら請求できる損害賠償の項目について、詳しく解説してまいります。

むち打ちで請求できる慰謝料

交通事故でむち打ちになったら、加害者側に請求できる慰謝料(損害賠償)は大きく分けて2種類、

  1. 傷害慰謝料
  2. 後遺障害慰謝料

...です。下記にて順に解説いたします。

傷害慰謝料
表:傷害慰謝料の項目

治療関係費

事故によって受けた怪我の治療費のうち、必要分とされるものは、実費として全額を請求することができます。

休業損害

交通事故により怪我をした被害者、仕事を休んで得られなかった収入分や、それによって生じた減収分を、請求することができます。

入通院慰謝料

事故によって被害者が受けた精神的苦痛に対して支払われる補償です。治療期間や入院、通院期間をもとに、算出されます。入院と通院期間が長いほど金額が高くなります。

 

後遺障害慰謝料
表:後遺障害慰謝料の項目

逸失利益

後遺障害で被害者の労働力が低下したと認定されれば、働けなくなった減収分を、請求することができます。

後遺障害慰謝料

後遺障害の精神的苦痛に対して支払われる補償です。受け取るためには「後遺障害等級認定」に認められる必要があります。示談交渉により、もっとも大きく金額が変動する項目です。

むち打ちの慰謝料の計算方法

交通事故でのむち打ちの慰謝料について、その計算方法と、考え方をまとめました。

損害賠償の基準は3種類

むち打ちの「慰謝料」は、交通事故にあった時点から、むち打ちが完治、あるいは症状固定した時点の期間をもとに、実務的に算出されます。

この慰謝料を算出するための基準が3種類あります。下記にまとめると、

自賠責保険基準

自賠責保険(強制保険)。最低限の保証を目的とするもので、もっとも低額となる。

任意保険基準

加害者側の保険会社が示談交渉する際に基準とする。

弁護士基準よりもかなり低額となる。

弁護士会(裁判所)基準

弁護士が示談交渉をする際に基準とする。

なお、それぞれの基準で算出された、賠償額の関係を下記に示すと、

自賠責保険基準 < 任意保険基準 < 弁護士会(裁判所)基準

...となり、弁護士会(裁判所)基準での算出した慰謝料が、被害者にもっとも有利な金額ということになります。

むち打ちの後遺障害慰謝料の相場

むち打ちになった場合、症状固定後に後遺障害の等級認定を受けることができます。むち打ちで認定される等級は、殆どのケースで149号と1213号です。

下記が、後遺障害等級別の慰謝料です(むち打ちのケース)

等級

自賠責保険基準

弁護士会(裁判)基準

12

93万円

290万円

13

57万円

180万円

14

32万円

110万円

上記を見れば、後遺障害慰謝料は、12級か14級によっても、大きな差があることが分かりますね。

自賠責保険基準での計算

交通事故における自賠責保険基準は、基本は日額4200円×日数で算出されます。

日数は、入通院日数、あるいは治療期間を上限とした日数です。治療期間に比して通院日数が少ないのなら、「通院日数×2」の数値を採用します。

むち打ちにより実通院日数20日(治療3ヶ月)、149号の等級認定を受けたとしたら、

  1. 入通院慰謝料168000円(4200×40
  2. 後遺障害慰謝料32万円
  3. 合計488000

...となります。

任意保険基準での計算

交通事故における任意保険基準は、各保険会社が独自の設定があり、非公開です。ただし、後遺障害慰謝料について言えば、自賠責保険基準の金額と大差ありません。

また、入通院慰謝料については、平成9年までは統一した基準があり、現在も各保険会社はこれを参考にしています。

これらのデータを元に算出してみましょう。

むち打ちにより実通院日数20日(治療3ヶ月)、149号の等級認定を受けたとしたら、

  1. 入通院慰謝料369000
  2. 後遺障害慰謝料32万円
  3. 合計689000

...となります。

表:平成9年までの任意保険基準での入通院慰謝料の計算

月数

入院

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

通院

 

24.9

49.2

73.8

93.5

110.7

125.5

137.8

148.8

158.7

166.1

1

12.3

36.9

61.5

83.6

102.2

118

131.7

143.9

153.8

163.6

169.8

2

24.6

49.2

71.3

92.3

109.5

124.2

137.8

148.9

158.7

167.3

172.2

3

36.9

59

80

99.6

115.7

130.3

142.8

153.8

162.4

169.7

174.7

4

46.7

67.7

87.3

105.8

121.8

135.3

147.7

157.5

164.8

172.2

177.1

5

55.4

75

93.5

111.9

126.8

140.2

151.4

159.9

167.3

174.6

179.6

6

62.7

81.2

99.6

116.9

131.7

143.9

153.8

162.4

169.7

177.1

182.1

7

68.9

87.3

104.6

121.8

135.4

146.3

156.3

164.8

172.2

179.6

184.6

8

75

92.3

109.5

125.5

137.8

148.8

158.7

167.3

174.7

182.1

187.1

9

80

97.2

113.2

127.9

140.3

151.2

161.2

169.8

177.2

184.6

189.6

10

84.9

100.9

115.6

130.4

142.7

153.7

163.7

172.3

179.7

187.1

192.1

 

 

弁護士会(裁判)基準での計算

交通事故における、弁護士会(裁判)基準とは、民事訴訟をした場合に、裁判所が過去の判例で認められた損害賠償の金額を元に、算出する基準です。

なお、むち打ちの場合は「他覚的所見のないもの」用の基準で算出するケースが多いです。(下記表②)

むち打ちにより実通院日数20日(治療3ヶ月)、149号の等級認定を受けたとしたら、

  1. 入通院慰謝料53万円
  2. 後遺障害慰謝料110万円
  3. 合計163万円

...となります。上記で述べた自賠責保険基準の488000円と比べると、雲泥の差となることが、お分かりになるかと思います。

表①:弁護士会基準の入通院慰謝料の計算まとめ

月数

入院

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

通院

 

53

101

145

184

217

244

266

284

297

306

1

28

77

122

162

199

228

252

274

291

303

311

2

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

3

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

4

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

5

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

6

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

7

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

8

132

164

194

222

248

270

290

306

318

326

331

9

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

10

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

表②:ムチ打ちで他覚症状がない場合の入通院慰謝料の計算まとめ

月数

入院

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

通院

 

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

1

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

2

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

3

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

4

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

5

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

6

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

7

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

8

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

9

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

10

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

 

 

むち打ちでの後遺障害等級認定のポイント

後遺障害慰謝料を請求する為には、後遺障害の等級認定を得ることが必須条件です。下記にて、出来る限り認定を得られるための対処や、注意したいポイントをまとめていきます。

むち打ちの後遺障害等級をおさえる

交通事故でのむち打ちの、後遺障害認定で受けられる等級は、ほとんどが14級9号と12級13号です。

各等級の具体的な障害の内容は、以下の通りとなります。

表:むち打ちの後遺障害認定

等級

障害の程度

1213

局部に頑固な神経症状を残す

他覚症状があること。

レントゲンやMRIなど、第三者から見ても神経症が発生していると証明できる。

149

局部に頑固な神経症状を残す

他覚症状がない。被害者の自覚症状の内容から医学的に推定できる場合。

むち打ちでは後遺障害が認められないケースもある

むち打ちで後遺障害認定を受けるとき、一番のポイントとなるのが「他覚所見がないケース」です。

後遺障害等級認定は、厳密な書類主義での審査です。書類や、画像診断の内容次第によっては、後遺障害の等級認定が認められないことも、多々あります。

とくに14級の認定の是非を問われるケースでは、画像診断では異常が認められないことが普通ですので、一概にこうすれば後遺障害の等級認定を受けられる、とは言えないのが実情です。

医師とコミュニケーションが非常に重要

「後遺障害診断書」は、被害者の後遺症の程度を、証明するための書類です。

この書類によって、後遺障害等級認定の明暗が分かれるといっても過言ではありません。

なので、むち打ちの場合は、担当している医師に、自分の症状(痛み、病状の程度)を正確に、しっかり伝えられているか否かが、非常に重要になってきます。

また、医師と積極的にコミュニケーションをはかり、信頼関係を築く努力をしていくことも、併せて重要です。

もちろん、後遺障害診断書を受け取ったら、被害者本人がしっかりチェックしましょう。

症状の一貫性や連続性も重要

被害者本人が訴えている痛みや部位の内容が一貫していない場合や、症状が一時的に回復と再発を繰り返している場合などは、症状に一貫した所見がないものと評価され、等級認定に不利になります。

たまたまその日、症状が出ていないからといって、医師に「もう治った」などと安易に発言するのは控えましょう。

医師には包み隠さず、調子が良い日、悪い日も含めて、正確に詳しく伝えるように努めましょう。

自覚症状の重さ、常時性の有無

むち打ちの自覚症状が軽度なのも、等級認定に不利になります。

たとえば頚部の「違和感」とか「だるさ」等では、「自覚症状が軽度」と診断され、後遺障害と認められない場合が多いです。

また、「常時性」も重要なポイントとなります。

「低気圧の日だけ自覚症状が出るが、普段は症状が出ない」などのケースでは、常時性がないと判断され、等級認定が認められない可能性が高いです。

まとめ

研究

交通事故でのむち打ちは、症状経過や通院状況も千差万別です。対応の間違いをおかし、損してしまうケースも少なくありません。

被害者側に有利な損害賠償を受け取るためにも、なるべく早く弁護士に依頼することが、確実な方法です。

弁護士は、むち打ちの後遺障害等級認定の手続きのアドバイス、示談交渉の代行による慰謝料の増額、その他様々なサポートを行ってくれます。

今回解説した内容が、少しでもお役に立てたら幸いです。

  • 交通事故でのむち打ちは後遺障害が残りやすい
  • 交通事故でのむち打ちは後遺障害の等級認定を得るのが難しい
  • むち打ちで受け取れる慰謝料は傷害賠償と後遺障害慰謝料の2つ
  • 交通事故でむち打ちになったら弁護士に相談するべき

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